THE・ガジラとは

1987年、劇作家・演出家の鐘下辰男により創立。 劇団の形式をとらず、毎公演様々な出演者を迎えて作品を発表し続けている。 近年の作品は「大人の時間」「PW」「さよなら渓谷」「どん底」など。  鐘下の作品は、極限状態におかれた人間の心理を鋭く描き、高い評価を得ている。

鐘下辰男プロフィール

1964年北海道生まれ。日本工学院専門学校演劇科、劇団青年座研究所を経て、1987年に「演劇企画集団THE・ガジラ」を創立。以後ほぼ全てのガジラ公演の劇作・演出を手掛ける。

THE・ガジラ以外にも、新国立劇場、世田谷パブリックシアターの公演で演出も手掛けるなど、現代演劇を代表する演出家の一人である。

1992年に「tatsuya―最愛なる者の側へ」で文化庁芸術選奨文部大臣賞新人賞を受賞。1997年には、「PW-PRISONER OF WAR」「寒花」にて第32回紀伊國屋演劇賞個人賞、「PW-PRISONER OF WAR」「温室の前」「仮釈放」「どん底」にて、第五回読売演劇大賞・大賞 最優秀演出家賞を受賞した。桜美林大学客員准教授も務めている。